ここではPictRule専用のエクセルファイルについて解説します。
このエクセルファイルはマクロを搭載しており、PictRulerが出力したtsvファイルを読み込みます。
マクロは3つのボタンに登録されていて、それぞれ左から
内訳書の中身を消去して新規にtsvファイルを読み込む
内訳書の中身を消去する
内訳書の中身を消去せず、加算してtsvファイルを読み込む
となっています。
PictRulerで見積書をtsv出力するのは下の画像を参考にして下さい。
左上にある水色の「新規tsvファイル読込」ボタンをクリックすると、ファイル選択画面になりますので、PictRulerから出力された見積書のtsvファイルを選択して下さい。
ファイルを選択すると、下の画像のようにtsvファイルから内訳書の内容が読み込まれます。
このまま印刷も可能です。
編集する際は、内訳書の右側にセル背景色の説明がありますので参照して下さい。
薄緑セル
自由に書き換えて下さい。
マクロで「内訳を消去」してもここは消去されません。
自社の情報を記載して保存してご使用下さい。
薄青セル
計算式が設定されているセルです。
間違って消さないようにして下さい。
薄橙セル
tsvファイルから読み込んだ値を記述するセルです。
※このエクセルファイルには一切保護等は行っていません。
ご自由に改変してご利用いただいて構いません。
既にtsvファイルを読み込んだ状態で、画面上部中央にある緑色の「内訳を消去」ボタンをクリックすると
下の画像のように、内訳書の内容のみ消去され、宛先・施工場所等は残ります。
このボタンは、既にtsvファイルを読み込んだ後に、別のtsvファイルを追加する時に使います。
PictRulerは片面の写真から2面の概算が作成できますので、残りの二面は別ファイルで作成することになります。
そういった場合のように、複数のtsvを加算して読み込むためのボタンです。
下画像のように、既にtsvファイルから取り込んだ状態で使うボタンです。
この時、上の画像の金額が「1,550,446」になっています。
画面右上にあるオレンジ色の「別のtsvファイルを加算して読込」ボタンをクリックすると、ファイル選択ダイアログが表示されます。
今回はこの記事の冒頭の「新規tsvファイル読込」で読み込んだものと同じファイルを再度読み込んでみます。
すると下の画像のように、金額が「1,550,446」が「3,100,893」となりました。
つまり、元の内訳書に加算して読み込まれています。
このボタンでは、内訳書の「項目」と「概要」が同じデータがある場合に数量を加算します。
そのため、税所に新規で読み込んだ時に項目や備考を編集すると、このボタンで追加読み込みをした時に別項目として計上されるのでご注意下さい。
「項目」及び「概要」の編集が必要な場合は、この「別のtsvファイルを加算して読込」ボタンを押した後に行うようにして下さい。
このボタンを必要としない場合は、自由に編集していただいて問題ありません。